こんなお悩みありませんか?
- 重いものを持とうとして、痛くて立てなくなった
- 椅子から立ち上がろうとしたら、痛くて崩れ落ちてしまった
- 朝起き上がろうとしたら、痛くて起き上がれず、そのまま横になることしかできない
- スポーツをしていて前触れなく、腰が痛くなり、座り込んでしまった
- 冬になるとギックリ腰になることが多くなった
腰痛は全人口の約80%が経験するとされていて、その内の約20%の成人がギックリ腰を経験している、とても一般的であり、辛い疾患のひとつです。
私もギックリ腰経験者です。
実は私も小学校6年生の組体操の本番にギックリ腰を発症しました。
身体を動かせない痛みでうずくまってしまいました。
なんとか気合いで,痛みを堪えながら最後まで出来たのですが、その後のリレーには参加出来ず、父におぶられて帰ったのを今でも覚えています。
なので、ギックリ腰の辛さは良く分かっています。
話しは戻り、そんな痛くて辛い症状のギックリ腰ですが、罹患者の約4割が施術せず、治るのをじっと待つという選択もされているようです。
また、その内の約70%の方が複数回ギックリ腰を経験していて、とても再発しやすい疾患とも言えます。
しかし、ちゃんと施術を受けると、回復までの時間を短縮させることができます。


もちろん、再発しないように
マッサージを受けたり、
自分でできるマッサージ器具でセルフケアをしていたり、
整形外科などの医療機関でリハビリや運動療法をしているなどの対処をしている方も多いようですが、
- やはり再発し、その度に施術や治療を受けている
- マッサージを受けるようになってから更にコリを感じるようになり、普段からも腰に違和感があるようになり、施術を受ける頻度が上がった
- あまり効果を実感できていない
という声も多くあるようです。
そもそも何故ギックリ腰になる⁇
本当の原因のページにも記載しているように
交通事故や骨折をするくらいの外からの強い力による場合や、器質的な疾患により発症した症状以外の原因は、些細なことの積み重ねによる、腰や骨盤周りの筋肉の硬直によるものがほとんどです。
そのため、
「なんでこんなことで痛くなるの⁉︎」
というくらいちょっとした動きや些細なことで起きてしまいます。
ですが、その些細な動きにより発症したのではなく、
もうワンアクション加えれば、ギックリ腰になるという状態で、最後に些細な動きをしたことがきっかけで発症した、と考える方が自然ですよね。
つまり、水面下で既に原因を積み重ねたことで、腰回りから骨盤の筋肉が硬直し、何かの拍子に痛みや不調が表面化する、ということになります。

イラストでは
・睡眠不足
・仕事の疲労
が腰周りから骨盤周りの筋肉を硬直させる原因となり、それが水面下で溜まり、最後に重い荷物を持ったことでギックリ腰になっています。
ただ、イラストのような睡眠不足や仕事の疲労だけが原因、ということはなくはないのですが、極めて稀な症例です。
実はここに隠れた原因があります。
それはどんな原因を積み重ねるとギックリ腰になるのかは身体のタイプごとに違うのです。
詳しくはこちらから↓
西洋医学的には、
痛み止めや、筋肉の硬直を緩和するような薬を処方したり、場合によっては腰にコルセットをしたり、
マッサージでは硬直した腰から骨盤周りの筋肉へのアプローチを行い、
整体では筋肉が硬直してしまう姿勢に関するアプローチを行われているなど、あくまでも「ギックリ腰」に対してのアプローチをされているかと思います。そのため、
- 以前よりかは症状が良くなったが、まだ痛みが残っている
- あまり症状が変わらない
- 筋肉をほぐすのを忘れてしまったり、施術を受けないでいると、症状がぶり返してしまう
- 自分に合った装具や薬に出会えない
といった方も多いようです。
西洋医学では、上記のようにギックリ腰の原因を分類して、それぞれに対しての対処法がありますが、
身体のタイプこどに原因・施術方法が異なる東洋医学的な見方では、更に細分化して分類することにより、一人ひとりの身体の状態を鑑別し、身体に合った施術を見つけることが出来ます。
つまり、ギックリ腰を起こす、腰から骨盤周りの筋肉が硬直する機序も、原因も身体のタイプにより変わるということです。
それにより、ギックリ腰の症状が長引いていたり、繰り返している場合は、このようなタイプ別の原因を鑑別し、施術することで解決の糸口が見つけることができるかもしれません。
どの身体のタイプでもギックリ腰の症状が出ることもありますが、
今回はその中でもギックリ腰の原因をつくりやすい身体のタイプを「本当の原因」でご紹介したタイプとは異なるタイプを3つ、それぞれ
・なぜ腰から骨盤周りの筋肉の硬直させてギックリ腰を引き起こすのか、
・そんなとき身体には他にどんな反応が出ているのか、
・それに対してどのような施術をしていくのか
をご紹介していきます。
①血流の大敵、瘀血(おけつ)タイプ
腹診を行うと以下のような箇所に反応が出ることが多いです。

肝機能の回復 腸内環境の回復 頭の熱を下げる
身体のデトックス 気の流れの調整など
+解毒作用のあるシソやニラを摂る。
これにより、まず刺すような鋭い痛みから押されても不快ではなくなります。
また、施術を続けていくと血色が良くなる、お腹の調子が良くなるなどの効果が出ることも良くあります。
※瘀血の施術は副作用(だるくなる〜酷いと蕁麻疹が出るまで)が出やすいので、一人一人の回復力に合わせて、副作用が出ないように注意して施術しております。
そのため、効果が感じられるようになる時間に個人差が出ます。
予めご了承いただきますよう宜しくお願い致します。
②眼精疲労による脳下垂体お疲れタイプ
腹診を行うと以下のような箇所に反応が出ることが多いです。

近年で飛躍的にギックリ腰が増えているタイプがこのタイプです。
パソコン作業などが多いと画面と目の距離が近くなることで、頭の位置が下がることも原因ですが、このタイプの一番の原因は、目の疲労により頭の中にある蝶形骨が歪み、それにより骨盤も歪んでしまうことです。

また,脳下垂体の反応は肩甲骨にある「曲垣(きょくえん)」というツボです。
脳下垂体の疲労が起こるとこの曲垣自体が波紋のように大きくなることも,骨盤を歪ませる原因となります。

というのも,人の身体は肩甲骨と左右の骨盤(寛骨)により,手足が動き,体幹も動くとされていますが,曲垣が大きくなることで肩甲骨の動きが抑制され,それにより骨盤の動きも抑制されてしまうためです。
結果として,股関節周りの筋肉が使いにくくなり,腰から骨盤周りの筋肉が硬直することで,ギックリ腰になりやすくなってしまいます。
③体温調節が苦手な腎虚タイプ
腹診を行うと以下のような箇所に反応が出ることが多いです。

「腎虚」とは五臓の一つである「腎」の力が弱くなることです。
「腎」の力が弱くなると、筋肉の張りがなくなり、内臓を支えられなくなります。
これを内臓下垂と言い、支え切れなくなった内臓は足の付け根であるソケイ部に負担がかかるため、硬さや圧痛(押した時の痛み)が出ます。
また,腹筋の力も弱くなるためフワフワとした力のない硬さになるのが特徴で,それにより背筋や腰で身体を支える比率が変わり,腰から骨盤周りの筋肉が硬直しやすくなり,ギックリ腰になってしまう原因となります。
内臓は引き上げられた正しい位置で機能する習性があるので、下垂することにより機能も正常に保てなくなり、消化器官では消化不良、血管系では循環不全、神経系では絞扼(神経を締め付ける)などが起こるようになり様々な不調や痛みの原因にもなります。
どんな治療⁇
それぞれのタイプに合った経穴(ツボ)を使い、組み合わせることで、以下のような効能があり、腹診や主訴の反応を軽減していきます。
①血流の大敵、瘀血タイプ
肝機能の回復 腸内環境の回復 頭の熱を下げる
身体のデトックス 気の流れの調整など
+解毒作用のあるシソやニラを摂る。
これにより、まず刺すような鋭い痛みから押されても不快ではなくなります。
また、施術を続けていくと血色が良くなる、お腹の調子が良くなるなどの効果が出ることも良くあります。
※瘀血の施術は副作用(だるくなる〜酷いと蕁麻疹が出るまで)が出やすいので、一人一人の回復力に合わせて、副作用が出ないように注意して施術しております。
そのため、効果が感じられるようになる時間に個人差が出ます。
予めご了承いただきますよう宜しくお願い致します。
眼精疲労による脳下垂体お疲れタイプ
目の回復 肝機能の回復(目の回復に関係)
下垂体の機能回復 内臓を引き上げる
+メグリズムなどで目を温める
腰だけでなく、普段の肩凝りなども軽減します。また、脳下垂体はホルモンを放出するところなので、睡眠の質が良くなる、朝の目覚めが良くなる、また骨盤周りの筋肉が動きやすくなるため,歩幅が大きくなり歩きやすくなる,などの効果も期待出来ます。
③体温調節が苦手な腎虚タイプ
腎機能の回復 内臓を引き上げる 機能が流れの調整 呼吸器系の回復など
+お腹を冷やさないようにする(冷たい飲食物を控えるなど)
姿勢が良くなる,以前よりも寒がりではなくなった,と実感されることが多いです。
※このタイプはギックリ腰の症状は回復するまでの期間は他のタイプと変わりませんが,症状の進行具合により,姿勢や寒がりの回復の速度が大きく変わってきます。
症状の出始めであれば,効果を実感するまでは時間がかかりませんが,ホットフラッシュやお腹から下の冷えが強く,それらが慢性化している場合には効果を実感できるまでに時間がかかることが多いです。予めご了承いただきますよう宜しくお願い致します。
当院ではあなたがどのタイプなのかを検査、判別して施術を行います。
それにより、他で症状が軽減しなかった、もしくは薬を服用しているけど、症状が変わらないという方を根本的に改善します。
もし、不調で悩まれていたら、まだこのようなところにフォーカスして施術をしていないために、痛みや不調が長引いている可能性があるので、是非一度ご来院いただき、ご自身が現在どんな状態なのかを今一度立ち返り、一緒に治していきましょう。


初めは腰痛で通い始め、今は体調管理の為に通っています。
治療を受けてその場で劇的に何か変わるというよりも、定期的に施術を受けていると調子を崩さなくなり体調が良くなるため継続してメンテナンスしてもらっています。
お酒も美味しく飲めるようになりました。
症状がなくなっても予防や体調を整えたい方におすすめです。

お電話ありがとうございます、
かがみ鍼灸治療院でございます。