身体のタイプは10パターンに分けられます。
身体のタイプは東洋医学でいうところの「証(しょう)」というものに該当します。
つまり「証=身体のタイプ」ということです。
病院などで言われる「診断名」に近いですが、
証は「病名」ではなく、その人自身の「身体の状態=身体のタイプ」を表します。
実は同じ疾患でも、その原因は身体のタイプごとに違い、施術方法も違います。
例えば同じギックリ腰の方を2人施術する場合でも、身体のタイプが違うと施術方法も変わるということもよくあります。
「証」については、ネットなどでも紹介していることもありますが、
五臓の実証・虚証を表す「肝実脾虚」だったり、
五臓六腑の状態を表す「胃内停水」
症状を表す「胸脇苦満」
相生・相克関係を表す「心腎不交」…
(見慣れない言葉ですよね…)
などのように知識がなければ何のこっちゃというほど聞きなれない、見慣れない言葉が並んでいたり、解釈がとても複雑なので、自分の「証」を判別するのは極めて困難なことと思います。
しかし、身体のタイプが違えば同じ疾患でも施術方法も変わるので、「証」がわからないと症状の軽減も見込めなくなってしまいます。
そこで当院では、患者さんにも分かりやすく、どう対処したら良いかがわかるように
10パターンのタイプに分けて、一人一人の身体のタイプに合わせて施術しております。
タイプについての詳細は後述します。

どうやって身体のタイプを鑑別する?
身体のタイプは
・問診
・脈診
・腹診
・施術の反応
により鑑別することができます。
また、タイプは1つだけでなく、重複することもあります。
脈診や腹診についての詳細はこちらをご覧ください。
①扁桃腺弱体による免疫低下タイプ
喉が弱い、風邪をひきやすい、発熱しやすい
という免疫関係の反応だけでなく、
「病巣感染」という関節痛の隠れた原因になりやすいのがこのタイプの特徴です。
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身体の糖化と糖代謝異常タイプ
糖は身体のエネルギー源として重要な栄養素ですが、過剰摂取してしまうと身体に様々な悪影響を及ぼすことがあります。
特に
筋肉系、自律神経、シビレの症状
などに深く関係します。
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血流の大敵、瘀血(おけつ)タイプ
血流が悪いなど血液の滞りを東洋医学では「瘀血(おけつ)」といいます。
この瘀血のでき方も様々で、身体に大きな影響を与える万病の元とも言えます。
肝臓由来のことが多いですが、全身の血管や筋肉、神経系のはたらきにも悪影響を及ぼすことがよくあります。
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眼精疲労による脳下垂体お疲れタイプ
実は眼精疲労は目だけでなく、ホルモンを放出する「脳下垂体」という脳の一部にも影響します。
更に目の周りにを覆っている頭蓋骨の一つである「蝶形骨」を歪ませることで身体のある部分にも影響すると言われています。
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自律神経失調による対応力弱体化タイプ
自律神経失調症という言葉はよく聞きますが、実はその定義はないようです。
東洋医学では自律神経失調症を「自然と身体が不調和な状態」としています。
それによりどんなところが弱っていて、どんな症状が出やすくなるかを示しています。
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肝機能炎上、肝臓お疲れタイプ
アルコールやストレス、薬の長期服用や目の疲れなどの肝臓へのダメージとなるものを肝臓がオーバーヒートを起こして対応している状態がこのタイプです。
東洋医学ではこの状態を「肝実(かんじつ)」と言います。
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肝機能ヘロヘロ…肝臓お疲れタイプ
肝機能炎上、肝臓お疲れタイプとは反対で、肝臓へのダメージとなるものに対して、身を削りながら必死に耐えて対応しているのがこのタイプです。
東洋医学ではこのタイプを「肝虚(かんきょ)」と言います。
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脾胃虚弱、胃の消化機能低下タイプ
「脾」とは消化器全般のはたらきを意味しています。
「胃」は現代医学と同じ意味合いですが、これらは身体の中心にあるため、その中心が崩れると消化能力だけでなく、手足の動きが悪くなるなど様々な症状が出るとされています。
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体温調節の苦手な腎虚タイプ
現代医学の腎臓とは少し違い、東洋医学の「腎」は排泄や解毒などのはたらきはもちろん、体温調節や骨、脳、耳などのはたらきにも関与しているとされています。
また、「腎」の機能が低下すると「内臓下垂」という現象が起きやすいのもこのタイプの特徴です。
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